記事一覧
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コミュニケーション方略
困難な対話への対処|自分の意見を述べない学生への対応
1. はじめに 大学教職員が学生と向き合う中で、自分の意見を述べない学生に出会うことは珍しくありません。授業や研究でのディスカッションはもとより、日常での会話でもありえます。「意見を述べない」と言うのは一つの行動であり、その背景は実に多様で... -
コミュニケーション方略
困難な対話への対処法|感情的な学生への対応
1. はじめに 大学で学生と向き合う中で、感情的に話す学生や、時には怒りを向けてくる学生と対話する場面に直面することがあります。こうした状況において、教職員は冷静に対応し、学生を支援するためのスキルが求められます。本記事では、感情的な学生へ... -
コミュニケーション方略
困難な対話への対処|指示が通りにくい学生への対応
1. はじめに 大学教職員が学生を指導する際、指示がうまく伝わらないと感じることは少なくありません。特に発達特性や認知処理の問題を抱える学生、または認知的な固さから意固地に見える学生にとって、一般的な指示を受け入れることや実行に移すことが難... -
コミュニケーション方略
アクティブリスニング③|非言語的サインに気づく
1.はじめに:非言語的サインの重要性 学生との対話において、非言語的サイン(ボディーランゲージ)は、言葉以上にその時々の彼らの心情や思いを反映することが少なくありません。とりわけ、心理的なサポートを提供する場合、学生の姿勢や表情、視線といっ... -
コミュニケーション方略
アクティブリスニング②「反応の仕方」編
1.はじめに:学生との対話における反応の重要性 教職員が学生と対話を行う際に、アクティブリスニングが重要であることは「質問の仕方」編ですでに述べました。 アクティブリスニングを支える重要な技法の一つが、適切な「反応」です。 今回は、学生とのコ... -
コミュニケーション方略
アクティブリスニング①「質問の仕方」編
1.はじめに:学生との信頼関係を築くコミュニケーションとは 教職員が学生と信頼関係を築く上で、非常に役に立つ効果的なコミュニケーションスキルがいくつかあります。その一つは、「質問」です。今回はアクティブリスニングの一環としての「質問の仕方」...